ガビチョウはサエズリが甲高い籠脱けの鳥

中国から江戸時代に愛玩動物として入ってきたガビチョウ。

当初はサエズリの美しさで流行したようだが、あまりの音量の高さのため買いきれず野に放ったものが帰化したいわゆる籠脱けの鳥(※1)の一種。

野生で顕著にみられるようになったのは1980年代に入ってからだという。

そのサエズリは美しいと言うより正直やかましいと言った方がよいほどで、買いきれなくなった理由が分かる気がするほど。

今回はそんなガビチョウについて紹介。

※1:籠脱けの鳥には他にもコジュケイ・ソウシチョウ・ワカケホンセイインコ・ドバト(カワラバト)などがある。

ガビチョウ

目次

基本情報

名前の由来

模様

食べ物

生態・性格

ガビチョウ

[基本情報]

名前:ガビチョウ[画眉鳥]

分類:スズメ目チメドリ科ガビチョウ属

全長:25cmでムクドリ大

生息範囲:留鳥として東北地方南部から九州に生息

生息場所:森がある都市公園・平地や低山の藪の中

日本以外の生息範囲:留鳥として中国南部から東南アジア北部

ガビチョウ

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[名前の由来]

眉の周りが白く まるで勾玉(まがたま)を画に書いたような模様であることが由来。

ガビチョウ

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[模様]

オス・メス同色

ほぼ全身が茶褐色で、体上面はやや緑色がかっている。

頭部から胸にかけて黒い縦斑があり、目の周りに特徴的な白い勾玉(まがたま)模様がある。

クチバシは黄色で上側は黒ずんでいる。

ガビチョウ

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[食べる物]

雑食性で昆虫や種子を地上で採食する。

ガビチョウ

 

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[生態・性格]

枝に止まるよりも普段は地上を歩き回りながら餌を探している事が多い。

下草が多い藪の様な環境を好んで採食し、ガサゴソと割と大きな音を立てて落ち葉や枝をかき分ける。

冬場は薄暗いところにいて地味な色合いや同じような採食の仕方からシロハラやアカハラと見間違う事があるかもしれない。

地上で採食するが飛びも達者でひとたび飛び立てば割と長距離を飛ぶ。

町中に出てくることはほとんどないが、都市部でも森がある都市公園などにはだいたい繁殖している。

サエズリは喉を鳴らすようなギュ~ギギュギギュ~とかなり遠くからでも聞こえる音量で鳴く。

人によってはサエズリが夏鳥のクロツグミに似ると言う。

サエズリが聞こえているときは比較的明るい場所で枝止まりをしている可能性が高いので写真を撮るチャンス。

(鳴くときは枝止まりの時が多いのは縄張りを示しているのかもしれない)

年間を通じて単独もしくは数羽の少数の群れで行動する。

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