カンツバキとそっくりなサザンカの見分け方や花言葉

2018年

[2018年2月1日に体裁を整理し情報を追加して再投稿]

サザンカ

寒くなってきた11月に入るとツバキ科で咲き始める花にはサザンカとカンツバキがある。

サザンカは花びらが開いて咲き、カンツバキは花びらが筒状に咲く。

また花びらの散り方には基本的な差があるので散った花びらを見れば分かる。

公園などにある立て札でもサザンカとカンツバキを間違っているケースが意外に多い。

今回はそんなサザンカとカンツバキを見分けるための基本情報や育て方などを紹介。

目次

基本情報

花言葉

育て方

剪定

特徴

チャドクガに注意

撮り方

サザンカ

基本情報

和名 山茶花(サザンカ) 寒椿
分類 ツバキ科 ツバキ科
開花期  10月~1月 11月~2月
花の色 白、赤(紅)、桃色 白、赤(紅)、桃色
花の大きさ  5~7cm  5~7cm
樹高  100~600cm  100~1500cm
日照  日向を好む 日向を好む
耐寒性 強い  強い
花言葉  困難に打ち勝つ、など  愛嬌、申し分のない愛らしさ

サザンカ

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花言葉

「理想の恋」

「ひたむきな愛」

「困難に打ち勝つ」

寒い冬に花を咲かせる健気な姿が由来と言われる。

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育て方

鉢植え、地植え共に日向から日陰まで育つ。

ただし陽当たりが極端に悪いと花つきが悪くなるので、なるべく明るい場所を選んだ方が良い。

また冬の時期に強い風が吹く場所は避けた方が良い。

地植えなら土に腐葉土を多めにすきこむ。

鉢植えなら赤玉6に対し腐葉土3と川砂1くらいの用土を用意すると良いだろう。

水は土の表面が乾いたらたっぷりと与える。

地植えなら植え付けてから2年以上経ったものは基本的に水やり不要。

肥料は2月頃に有機質の物を株の根元に埋めておく。

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剪定

剪定は花後の2月~3月の間に行った方が良い。

6月に花芽が付くので、それ以降剪定をする場合は樹形を整えるくらいにしないと花芽を切り落とすことになる。

生垣として植える場合は密集させたくなるだろう。

ただ観賞用として見ることを意識する場合や後述するチャドクガの関係で、夏から秋にかけての風通しを意識して剪定した方が良い。

基本的に剪定に強いので刈り込みに耐える。

サザンカ

サザンカ

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特徴

散り方

サザンカが花びら一枚ずつ散るのに対してカンツバキは他のツバキ科の花同様に花びらの根元からボトリと落ちる(※1)

サザンカの散った花びら

葉っぱの大きさと形

いずれもツバキ科の花の特徴で葉っぱに厚みがあり艶もある。

ただサザンカの葉っぱは長さが5cm~8cm程度で、寒椿の方は10cm前後と長め。

葉っぱの縁にはいずれもギザギザがあるがサザンカのそれはギザギザの間隔が広めで3mm~5mm、一方カンツバキの方は1~2mmと狭い。

サザンカ

枝先に大きな芽が付いているのは蕾

サザンカのツボミ

※1:サザンカ・カンツバキ・ヒメツバキ(沖縄ではイジュ)の三種は判別が難しく造園などの専門家でも間違えるケースが多い。

また前述では花びら一枚ずつ散るのがサザンカとしたがカンツバキの中には品種によって一枚ずつ散るものがある。

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チャドクガに注意

チャドクガとは

サザンカに限らないが6月から10月の間に繁殖するチャドクガの毛虫に要注意。

チャドクガはツバキ科の「茶の樹(ちゃのき)」を好むためにその名があるが、ツバキ科の全ての樹で注意が必要。

毛虫は葉っぱの裏側に群れになって密集して存在する事が多い。

樹に振動を与えたり葉っぱに触れると毛虫は糸を引きながらぶら下がる。

その毛は毛虫の体から抜けやすく、目に見えるか見えないほど細く肌に刺さると簡単に取れない。

症状や対処方法は後述するが、チャドクガ対策の一番は風通しを良くすること。

上の剪定のところでも触れたが風通し良く剪定しておけばチャドクガが繁殖しにくい。

風通しを良くすると蜘蛛が巣を作りやすくなるが、チャドクガを駆除する役割も担ってくれる。

(写真を撮る方としては痛し痒しだが)

風通しを良くしておけば万が一チャドクガが繁殖しても視認しやすいので毎年の剪定は大事。

症状

刺されてから速くても2・3時間しないと痒みは出ない。

痒みが生じて掻きむしると拡散して被害が広がる。

また痒みを放置すると発熱をともなう。

二度目以降に刺されるとアナフィラキシーショックを起こす人もいると言われている。

対処

皮膚は流水で時間をかけて洗い流し速やかに病院にかかった方が良い。

ステロイドや抗ヒスタミン入りの軟膏などの処方を受けて塗るのが最善策。

ちなみにチャドクガの毛虫が死んでいたとしても毛には毒性が残っているので見つけても直接毛に触れないように注意が必要。

参考サイト

ウィキペディア チャドクガ

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撮り方

艶のある葉っぱは光をよく反射する。

そのため柔らかい描写を求めるならC-PLフィルターを使って光の反射を加減して撮った方が良い。

(C-PLフィルターの効かせ具合は中間的効果が良く、効かせ過ぎると平坦な画になるので注意)

また、半日陰や日陰での撮影なら特別何もしなくてもコントラストが柔らかく撮れるので花のディテールを写し取りやすい。

サザンカは花びら一枚ごとに散る特徴がある。

地面に散り落ちた花びらを背景に上の方から地面に向けて撮るのも風情がある。

花は開花して時間が経つと萎れて縁が黄色く色が変わる。

そのため特にアップで撮るときは観察して花びらが綺麗な開花して間もない花を選ぶ事をお薦めする。

ただ、白や桃色の花びらの場合は少し赤茶けた部分の反射が多いシチュエーションなら マクロレンズでガツン寄ってその部分をボカシて撮ると意外と味わいのある画になるときがある。

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写真

Posted by photofess