プレアデス星団をEF500mm F4L IS II USMで撮る

2017年

[写真少なめ]

10月に入ると牡牛座のプレアデス星団が秋の夜空で見やすくなり始める。

プレアデス星団は和名で「すばる」

都会でも少し暗い場所なら肉眼でも6個ほど明るい星が集まって見られる散開星団

今回はデジタル一眼レフカメラで撮影した写真の紹介と今後の計画、そしてイスラム天文学などを交えた補足情報を投稿したいと思う。

[撮影写真]

[↓建物の真上 構図のほぼ中央に見えるのがプレアデス]

今回はcanon EOS-1DXとEF500mm F4L IS II USMの組み合わせで通常の三脚で撮れるかどうか試してみた。

撮影時の天候は時折雲が現れては消え、なおかつ湿度が高めで結露しやすく必ずしも条件に恵まれているとは言えなかった。

それでも雲が切れるタイミングを狙って撮影し何とか青みを帯びたプレアデスを撮影することができた。

↓写真中 黄色い矢印で示した星がプレアデス星団

↓上の写真の黄色の矢印の先をトリミング

↓canon EOS-1DX+EF500mm F4L IS II USMで撮影(ノートリミング)

微かに薄い雲を通しての撮影なので 今より秋が深まり湿度が下がって来れば もう少しクリアに写せると思われる。

尚 上の写真は撮影後に色調補正を行い青味を強めにしている。

[撮影条件]

モード :Av(絞り優先AE)

焦点距離:500mm

絞り  :F4.5

シャッタ:2秒

感度  :ISO51200

露出補正:+3.3EV

RAW撮影後コントラスト・色調・露出補正後jpeg出力

[今後の計画]

牡牛座で名前が知られている星・星団と言えば「プレアデス星団」の他に「ヒアデス星団」「アルデバラン」がある。

これらを観望するのに適した時期は月の光害を避ける場合は、

2017年10月13日 22時あたりから10月27日あたりが望ましい。

この期間は牡牛座が東の空に見え始める22時あたりで月の位置は西の空に落ちる前後になる。

[補足]

プレアデス星団の和名である「すばる」は『統(す)まる』『統(す)べる』が語源で集まっていることを意味するらしい。

日本で『すばる』が登場した記録は平安時代。

遅くても平安時代には『すばる(プレアデス)』の存在に気付いていたことになる。

一方「プレアデス」はギリシャ神話が元になった言葉で聖書(旧約聖書)のヨブ記38節31章には」登場している。

聖書の起こりは今から3500年前と言われているので途中の編纂で変えられていない限り紀元前1500年にはプレアデスの存在を認識し名前を付けていたことになる。

イスラム天文学では「プレアデス」の事を「ア ル・トゥラヤー」と呼び『豊富に存在するモノ(≒作物の豊饒)』の意味。

その意味合いから「アル・トゥラヤー」はアラビア人女性の名前として人気がある。

さらに同じ牡牛座のヒアデス星団を構成する一つである「アルデバラン」はアラビア語で『後を追うもの』を意味する。

アル・トゥラヤー(プレアデス)の後を追って東の空から現れる事が由来している様だ。

以上から牡牛座の星・星団の位置関係を覚えるにはイスラム天文学が物語を元にするなら『アル・トゥラヤーの後を追ってアルデバランが(東の空に)やってくる』とすれば理に適っていると言える。

追申

今回はアボリジニ・アンデス・ネイティブアメリカンの伝説について検索しきれなかったが今後機会を見て調べてみたいと思う。

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