インパチェンスはシベや種が興味深い
[写真少なめ]
インパチェンスの和名は「鳳仙花(ほうせんか)」
神奈川県大和市にある「ふれあいの森」の花壇で、今夏はケイトウやヤリケイトウ、サルビア、ペンタスなどと一緒に見られる。
名前のインパチェンスはラテン語で「我慢できない」と言う事らしく花言葉にもなっている。
(花言葉には他に「触れないで」「短気」「強い個性」などがある)
いずれの花言葉も種に触れると すぐに弾ける様が由来しているようだ。
一方 和名の「鳳仙花」には諸説あるようだが いずれも中国由来で「鳳仙」という名前の仙人が関係しているという説、「鳳凰(ほうおう)」と「仙人」が関係している説がある。
インパチェンスはツリフネソウ科だが写真の種類はニューギニア・インパチェンスと言い、ツリフネソウや原種の鳳仙花の花姿とは似ても似つかない。
(種が弾ける特徴はニューギニア・インパチェンスもツリフネソウも同じ)
ツリフネソウの方が花としては好きだったが色々調べるうちにニューギニア・インパチェンスにも面白い特徴がある事が分かり興味を持ち始めた。
興味の対象はオシベ、メシベと種。
上の2枚の写真では花の中心にオシベ(※1)が見えていてメシベは隠れている様だ。
※1:正確にはオシベを内側に秘めた覆い
受粉が済むとオシベはポロリと落ちるらしい。
オシベが落ちると下の写真の様になる。
この事を知るまでは私はシベの形が2種類あると思っていた。
オシベが落ちて この様な姿になるなら次に見に行ったときはオシベが落ちているのか確認してみたい。
また今のところ写真に撮る機会に恵まれていないが種が出来た様や種が弾ける様を見てみたい。
(ただし「ふれあいの森」の花壇は定期的に花の植え替えを行うので種が出来る様を見られるまで植えられているかどうかは分からない)
追申
ツリフネソウも花姿や咲くときに特徴がある。
また今まではオシベやメシベの様子を気にすることは無かったが、今回ニューギニア・インパチェンスの特徴を知るに至り、ツリフネソウのそれにも興味が湧いてきた。
ただツリフネソウは草丈が低めなので しゃがまないと目線が花の高さにならない事やトンガリ帽子を横にしたような花なのでメシベやオシベは そのままだと見えない。
今までは マジマジト見たことが無かったがツリフネソウもオシベやメシベに特徴があるのだろうか。
またツリフネソウの種も弾けると聞いているがタイミングが合えば見る事が出来るだろうか。
ツリフネソウは「ふれあいの森」より北に位置する「泉の森」の森の中(水車小屋より北方)にキツリフネが、「上和田 野鳥の森」に紫色のツリフネソウが見られる。
機会があれば訪れてみたい。
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