クイナは警戒心が強い割に飛ぶのが苦手になった冬鳥

冬になると葦原があるような都市公園にやってくるクイナ。

警戒心が強く人影を見るとすぐに逃げるが、飛んで逃げるのは苦手な鳥。

また、薄暗い環境でないと開けたところへ なかなか出てきてくれない写真家泣かせでもある。

今回はそんな冬に見られるクイナについて紹介。クイナ

目次

基本情報

名前の由来

模様

食べ物

生態・性格

[基本情報]

名前:クイナ[水鶏]

分類:ツル目クイナ科クイナ属

全長:29cmでムクドリより小さい

生息範囲:夏鳥として北海道・東北地方に、冬鳥として関東より西に生息

生息場所:湿地を好み葦原・草むらや茂みなどすぐに逃げ込めるような場所の近くにいる

日本以外の生息範囲:留鳥としてヨーロッパ西部に、夏鳥としてヨーロッパ東部・ユーラシア大陸中緯度付近に、冬鳥として東南アジア南部の一部の地域に生息

クイナ

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[名前の由来]

鳴き声が「キュイーッ」と首を絞められたように聞こえるのが由来と言われている。

クイナ

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[模様]

オス・メス同色

額から頭頂・後頭・体上面は赤味のある茶色で、黒く太い斑がある。

目の周囲、過眼線の辺りは黒く、その上下と胸は青味がかった灰色。

脇から下腹・下尾筒は鮮やかな白黒の横縞模様。

足は肉色。

クチバシは上側が黒く、下側が赤味のある橙色でぬめっとした質感がある。

夏羽ではクチバシの上側も赤味が増す。

クイナ

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[食べる物]

雑食性で木の実・昆虫・魚類・両生類や小動物を食べる。

湿地で長めのクチバシを使って突きまわし採食する。

クイナ

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[生態・性格]

非常に警戒心が強い。

額が赤いバンに似るがバンよりも警戒心は強く、天敵や人影を見かけると急いで逃げる。

飛ぶのは苦手なので逃げるときに飛んだとしても足を垂らしたまま一度に10m内外しか飛ばない。

多くの場合は尾羽を持ち上げて一目散に茂みに向かって逃げる。

繁殖期以外は一羽ごとに行動する。

警戒心が強い事もあり基本的に開けた場所に出てくるのは早朝・夕暮れ時や暗い曇り・日陰の場所。

警戒心が解けたり、危険が無ければ明るい場所に出てきて日光浴や水浴びをする事がある。

以上の習性から葦原が一部枯れて採食するのに都合が良く隠れる場所がすぐ近くにあるような条件のところに生息する。

沖縄県の固有種であるヤンバルクイナ同様に ほとんど飛ぶことを止め歩いたり走りまわったりする方へ進化した個体も見られる。

クイナ

体系はずんぐりむっくりしている。

野鳥の多くが横方向の視野が360°近くあるのに対してクイナは比較的狭い。

接近するなら後ろを向いてくれた時がチャンスかもしれない。

[YouTube:テロップ・BGM付き]

[Powed by filmora]

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