PENTAX K-1 MarkII登場、K-1からのアップグレードも可能!

2018年

3月1日からパシフィコ横浜で開催される映像の祭典CP+2018に向けてリコーイメージングがPENTAX K-1 MarkIIを発表した。

発売開始は4月からになる様だ。

デジカメウォッチの関連記事によると従来機種のK-1との大きな違いは3つ。

1)常用最高感度が2段向上しISO819200

2)リアルレゾリューションが手持ち撮影可能

3)AF性能の向上

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性能アップ詳細

常用最高感度 ISO819200

K-1よりも後発のAPS-Cデジタル一眼のPENTAX K-70やKPに搭載されているアクセラレータを搭載。

K-1の常用最高感度 ISO204800に対してK-1 MarkII(以下K-1 IIに略)ではISO819200になる。

ただし、PENTAXに限った話しではないが常用最高感度付近ではカラーバランスが崩れ気味になる傾向がある。

(筆者の経験でもK-5・K-3・K-1とも最高感度と それより一段くらい下の感度ではカラーバランスが崩れる傾向にある)

経験的には常用最高感度がISO204800のK-1の場合、カラーバランスが崩れる手前の感度はISO51200

そのため撮影対象やシチュエーションにもよるが実質は使ってもISO204800あたりが限界になるのではないだろうか。

常用最高感度がK-1 IIと同じでアクセラレーターを搭載しているPENTAX KPの撮影サンプルを見てもカラーバランスが崩れていないのはISO 204800にみえる。

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Imaging Resource Pentax KP Thumbnails (英文 撮影サンプルサイト)

リアルレゾリューションが手持ち撮影可能

リアルレゾリューションは一回のレリーズ(シャッター)で少しずつ画素をずらして4枚連続撮影しカメラ内で合成することにより輪郭やグラデーションを詳細に再現するもの。

イメージとしては倍以上の画素数のカメラで撮影したグラデーションが得られる。

他のメーカーで似た様なマルチショット撮影があるが、こちらは見かけ上の画素数が増えて撮影データも大きくなる。

それに対してPENTAXのリアルレゾリューションは画素数は据え置きでグラデーションが滑らかに再現されるので撮影データの保存にかかる時間が比較的短め。

PCでデータを保存したり後処理するときにメモリーなどの容量が従来通りで済む。

この機能はK-1の場合は、三脚を用いて撮影する必要があった。

K-1 IIでは三脚無しでブレ補正もかけて合成できるようになる。

ただし、注意が必要なのは動体を撮影する場合や風で揺れる対象を撮影するとき。

原則として被写体に動きが無いのが前提なので その点は考慮して使う必要がある。

それでも、手持ち撮影で手軽に撮りたい時は機動力アップにつながるのは間違いない。

この機能が特に有効なのは屋内でのサンプル撮影を自由度高く手持ちで済ませたい時ではないだろうか。

AF性能の向上

シングルおよびコンテニュアスAFの性能が向上すると言う。

ただし、公式ページではK-1より向上したとは一言も触れられていない。

AF性能が向上すると言うのはデジカメウォッチの2018年2月22日現在の記事上の表現である。

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公式ページ ニュース 「PENTAX K-1 Mark II」を新発売

K-1のアップグレード

リコーイメージングではK-1ユーザーに対して5万円+税金でアクセラレーターを追加するアップグレードサービスも予定しているという。

サービスが受けられる期間は5月21日から9月30日まで。

修理窓口への持ち込み、もしくは「ピックアップリペアサービス」などへ送付し、預かり期間7〜10日で対応。

合わせて点検・清掃・調整も実施してもらえる。

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デジカメウォッチ PENTAX K-1を「PENTAX K-1 Mark II」にするサービス

気になる点

一番気になるのは高感度撮影の時にノイズがどれくらい抑えられるかだ。

筆者は、現在K-1を心象風景・花の撮影や野鳥の記録撮影に使っている。

重宝しているのはISO 12800でも連射性能や連続撮影可能枚数の性能がカタログデータとほぼ同じである事。

(APS-Cクロップで連射すると秒間6.5コマでRAW設定でも50コマ、JPEGなら100コマまで連射可能)

記録撮影では高感度も多用するが、ノイズと輪郭描写のバランスの関係で感度設定はISO 2200 ~ ISO 3200に抑えている。

これが2段分改善すればISO 12800まで使えることになる。

控えめに考えて1段分向上するだけでもISO6400が常用できることになり撮影の生産性が向上するのは間違いない。

その他に気になるのはPENTAX KPに搭載されている「低速限界シャッター速度」関連の設定は追加されるのか。

また、デジカメウォッチの記事に記載があるAF性能の向上がどれくらいのものかが気になる。

発売が開始される4月前後になれば その辺りの情報やサンプルも出始めるだろうからImaging Resource辺りのサイトは要チェックだ。

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[以下のサイトにISO感度別のサンプルが掲載されたらノイズと輪郭描写のバランスをK-1と比較してみたい]

Imaging Resource K-1 Thumbnails (英文)

Imaging Resource K-1 MarkII Review (英文)

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