マックフライポテトに使う材料で毛髪再生、横浜国大で

2018年

ニュース

ニューズウィークの記事によると横浜国立大学の研究チームがマクドナルドでマックフライポテトに使う材料で毛髪再生に成功したと発表した。

今後は毛髪再生だけでなく再生医療の分野への応用も考えられる。

ちなみにマックフライポテトに使う材料とは「ジメチルポリシロキサン」というシリコンの一種。

油で揚げる時に泡立つ危険を防ぐために入れているようで人体に取りこんでも基本的に害はない。

今回の研究は「ジメチルポリシロキサン」を使った培養皿で毛包原基を形成させるというもの。

ただ、「ジメチルポリシロキサン」が毛髪再生に使われた経緯は定かではないのでマクドナルドとの因果関係のほども定かではない。

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ウィキペディア ジメチルポリシロキサン

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コトバンク 原基

余談

ニューズウィークが記事にした経緯はよく分からないが、ともかく横浜国立大学の大学院工学研究院 教授 福田 淳二さんが発表した毛髪再生は世の男性の多くに吉報と言えるだろう。

薄毛や育毛で悩む人は期待を持って見守りたい技術に違いない。

現段階ではマウスでの試験段階だがスポンサーがどれだけ この研究に喰いつくか、時代が要求するかによって人への応用が進むものと考えられる。

ちなみにマックフライポテトに使っているジメチルポリシロキサンは毛髪細胞を育てるための『細胞培養皿』として使っている。

(上で紹介したブレゼン資料を見ると特許も申請している様だ)

ジメチルポリシロキサンは酸素を通す特性を持っており それが毛髪細胞の元である上皮細胞と間葉系(幹)細胞が毛包原基を形成する手助けをするようだ。

例えると花を大量生産するためにプールに置いたたくさんの苗用のポットを使う。

水の供給はプールに満たした水でポットの下側から行いたいが穴をあけるとポットの土が漏れ出すので開けられない。

従来のポット素材は水を通さないため けっきょく成長が上手く出来なかった。

この例えで花は毛包(毛髪)細胞、水を酸素に置き換えたのが今回の研究の目玉。

ジメチルポリシロキサンを使う事でポットの周囲からも酸素が供給され発育が上手く行ったという感じだろうか。

今後は人への応用と共にジメチルポリシロキサンの『細胞培養皿』を小さく多くして生産し毛髪細胞をいかに一度に大量に作れるかがポイントになってくるのだろう。

今回は毛髪細胞に関しての発表だったが福田教授のプレゼン資料にも記されている通り再生医療の道も開かれる可能性がある。

例えば皮膚細胞や臓器といった細胞の形成にも応用が考えられる。

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