アルファ・ケンタウリに向けた探査計画が検討されている

2018年1月12日

アルファ・ケンタウリは地球から4光年ほど離れた太陽系の隣の恒星系ケンタウルス座を構成する星の一つ。

明るさは-0.1等級と明るく三重連星。

主星Aの周りを第一伴星のB星が公転周期80年で、また離れた場所を第二伴星のプロキシマ・ケンタウリ星が周っている。

プロキシマ・ケンタウリ星は主星Aから0.2光年離れて公転しているため その公転周期は100万年と見られている。

検討中の探査計画

アルファ・ケンタウリへの探査機打ち上げが決まったとしても その打ち上げ時期は2069年を予定。

光速の10%の速度に達するものを打ち上げたとしても到達に44年かかる。

そのため到達年は2113年頃。

打ち上げ当時の人間から次の世代へ引き継いで到達後の観測を行うことになる。

しかも探査機が到達してからデータが地球に届くまでは4.4年かかる。

ただし、以上の数字は見込みであって現在光速の10%で飛ぶ飛行物があるわけではない。

2069年までには科学技術が進歩して可能になっているだろうという見込みである。

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Livedoorニュース NASAがアルファ・ケンタウリ探査計画を検討中。2069年打ち上げ、到達は2113年頃(SSL化非対応のためリンクアウト)

探査の意義

プロキシマ・ケンタウリは先にNHKの科学番組サイエンスZEROで取り上げられたトラピスト1惑星系の主星と同じ赤色矮星。

赤色矮星は太陽と比べ暗いため光の強度変化の観測によって周囲にある惑星の観測がしやすい。

★関連記事 サイエンスZERO 「7つの地球を大発見!? “トラピスト1”惑星系」

そのため地上からの観測でプロキシマ・ケンタウリには地球型惑星=プロキシマ・ケンタウリbがあると分かっている。

地球型惑星があるなら そこでは生命が生存している可能性がある。

しかもプロキシマ・ケンタウリbは生命生存可能領域=ハビタブルゾーンにあるとみられている。

アルファ・ケンタウリは太陽系に最も近い恒星系。

今の科学で別の恒星系の生命生存や恒星について調べるのに適している。

この先 地球がどうなるか太陽が今のエネルギーのまま輝き続けるか分からない事を考えると今のうちに用意できる探査はしておくべきと言える。

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ウィキペディア ケンタウルス座アルファ星

ウィキペディア プロキシマ・ケンタウリb

独り言

ただでさえ宇宙探査についての意義を疑問視する人がいる中で、世代を超えた探査計画と聞くと意味がないと思われるかもしれない。

4光年≒40兆kmという果てしない航路の途中で探査機は隕石との衝突などで破壊してしまうかもしれない。

だが、まず人間は知りたいという欲求を抑えることは出来ない。

それに世代を超えた事は教会建築など、近くではサグラダファミリアの例の様に人の希望と生きることの意義をもたらす。

次の世代の事を考えることは決して悪い事ではない。

追申

まだ詳細は解明されていないが量子テレポーテーションという現象がある。

素粒子レベルで関連を持たせた二つの粒子は決まって同じ動きをする。

その動きの伝わりは光りの速さを超えて同時に起こる現象。

そのため物体(この場合 素粒子)が動くわけではないが情報を瞬間移動=テレポートしている。

これをコンピューターなど情報伝達可能なレベルまで進化させれば4光年離れた場所でも瞬時に情報を伝えることが出来る。

さらに、もしかすると 2069年にはワープ航法も出来ているかもしれない。

残念なのは2069年にしても2113年にしても不老不死が実現していない限りこの話題についてリアルタイムに見る事も聴くことも出来ない事だ。

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