α9 フルサイズミラーレスで積層型CMOS搭載

2018年

デジカメウォッチの関連記事を読んでみた。

α9はソニーは35mmフルサイズミラーレスデジタル一眼としては初めてになる積層型CMOS=Exmor RS 搭載。

ソニーの言う積層型CMOSとは裏面照射+DRAM(メモリー)+回路をセンサーに一体化すること。

これにより撮像素子で得た信号を高速に読み出しできることで電子シャッター時のローリングシャッター≒不自然な歪み描写を抑えることが出来る。

またUHS-II仕様のSDカードを使えばAE・AF追従で秒間20コマRAW撮影で連続241枚撮影を可能にする。

画素数が有効2420万画素とは言え上記の連射性能は凄い。

AE・AF追従、RAW撮影を条件に他車と比較してみると、

キヤノンEOS-1DX MarkII:秒間14コマで安くて3万円以上の128GB CFastカードを使用して170枚。

ニコンD5:秒間12コマで1万5千円強の128GB XQD 2.0カードを使用して200枚。

一方α9で使うことになるであろうUHS-II SDカードは128GBで安い物なら1万円を切るのでコストパフォーマンスは高い。

カメラ本体だけで見てもUSドルで4500ドルなので日本円だと約50万円になりキヤノン・ニコンのフルサイズプロ機と比べると5~10万円以上割安と言える。

その他の性能で今分かっているのは、

1)ISO設定感度はISO100〜51200(拡張でISO50〜204800相当)

2)センサーシフト式の5軸手ブレ補正で補正効果は5段分

3)像面位相差AFは693点で有効撮影面積の93%を占める

4)AFはコントラストAFと像面以蔵さAFと組み合わせたハイブリッド型でα7IIより25%速い

5)シャッターは最高1/32,000秒の無音撮影可能

6)ファインダーはEVFで369万ドット 倍率0.78倍と大き目

7)メモリーはデュアルSDスロットで片側がUHS-II対応、もう一方はUHS-I SDまたはメモリースティックデュオ対応

8)Wi-Fi/NFC/Bluetooth機能を内蔵

9)外形寸法126.9mm×95.6mm×63mmで重さは673kgと軽量

10)電子ビューファインダー(EVF)はブラックアウトしない

上記の中で私が特に気になるのはブラックアウトしないEVF。

ソニー歴代のデジタル一眼はトランスルーセントミラー式を含めてもEVFの反応の遅れが気になる。

またEVFで電力を消費するためヘビーな使い方だとバッテリー1個で1日持つかどうかだと聞いている。

今回のα9が、どれくらい改善されているか機会があれば確認してみたい。

追申

α9の高速連射性能は報道分野はもちろんスポーツや野鳥撮影などでも生きてくるだろう。

ただ問題はレンズで現行の500mm F4 G SSM SAL500F40Gはキヤノンやニコンと比べ性能が今一つ。(※1)

絞り開放でも高い解像度のレンズに生まれ変わることが待たれる。

※1:絞り開放だと柔らかい描写で良いという意見もある。

だが私の考えでは超望遠レンズにおいて花やポートレートを取るならまだしもスポーツや野鳥に、そんなものは必要ない。

超望遠レンズなら絞り開放から解像度が高く、出来る限り軽くが求められる性能。

その点においてソニーの考え方は間違っている。

開放は柔らかく絞って解像度が高いレンズで良いのはポートレート用レンズやマクロレンズだと思う。

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