NHK Eテレ「神が“進化”を創造したのか?」

2018年

NHK Eテレで放送されている「モーガン・フリーマン 時空を超えて」

テーマは『神が“進化”を創造したのか?』

番組紹介

公式ページでは、

「人間は神のような存在に想像されたのか」

「進化をめぐる謎を哲学的に探る」

「進化のプロセスを巡って多様な考え方が存在している」

「ダーウィンの進化論に対し、『超越的存在が地球上に生命を創造し、進化を導いてきた』という説もある」

と紹介されている。

独り言

キーワードはタイトルに使われている「神」「進化」「創造」の他に「哲学」「多様」「超越的存在」になりそうだ。

少々気になるのは番組のあらすじにある「哲学的に探る」という点。

この番組は哲学に踏み込むと思考する事に注力してしまい本題に対する回答が曖昧になってしまう。

人間だれしも物事の始まりや終わりを探求し始めると理解の限界を超えて思考の渦に飲み込まれてしまうきらいがある。

宇宙の始まりや終わり、ブラックホールの中はどうなっているか などなど。

「ダーウィンの進化論」は突然変異と選択(※1)によって生物が多様に進化する事になったとする理論・概念と理解している。

この点に対して別の理論を科学的な実験を元に番組が構成されていればと期待するのだが・・・理論ありきで哲学的になるんだろうなぁ・・・。

※1:長い注釈になるが、

クローバー(シロツメクサ)の葉っぱは基本的に三つ葉で突然変異によって1/1万の確率で突然変異が起こり四つ葉ができると聞く。

もし四つ葉の方が今の地球を生き抜くのに適していて三つ葉にとって過酷な環境だったと仮定すれば「三つ葉は駆逐されて、四つ葉が生き残る」事になりクローバーは四つ葉が当たり前になる。

恐竜のほとんどが滅んで鳥として生き延び、恐竜が滅んだことで哺乳類が台頭してきた事も環境の変化に対応できたかどうかによって自然の流れで起きた事。

これらの現象を「選択」と呼んでいると理解している。

ちなみに人間は「選択」を人工的に行って進化を加速させていると言える。

毛の短いチワワが突然変異で毛の長いチワワを生む。

毛の長いチワワを選んで交配を続け、そのうち特定の種のチワワは毛の長いチワワしか生まなくなる。

そうしてロングコートチワワが世の中に定着する。

追申

もし選択による生物多様性が神の創造の産物(意思)だとしたら人間は、この点において神に近づいてしまったと言える。

このような事を神学者や宗教者、そして信心深い人たちが認めるだろうか。

日本以外の国の人の多くは比較的、神について特別な感情を抱く傾向がある。

そういった国の科学者が人工的に行っている選択について、どう掘り下げた理論を構築したり議論するのか興味がある。

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