ナガミヒナゲシは言われているほど悪い奴か

[2017年11月27日に文書一部追加と体裁を整理]

一時 ネット上でナガミヒナゲシが駆逐すべき外来生物として取り上げられたようだ。

ナガミヒナゲシはケシ科の植物でヒナゲシの仲間。

春から初夏に変わる 少しずつ気候が暖かくなる季節に咲き始める。

花の色は明るい橙色でパッと見 目を引く。

駆逐すべきということで調べてみたが他の植物に嫌がらせをする程度の様だ。

「嫌がらせする」とされる理由

ナガミヒナゲシが持っている他の植物に嫌がらせをする成分はアレロパシーというもの。

元々ナガミヒナゲシは繁殖力も強くコンクリート構造物の近くなどアルカリ土壌でも育つ。

種は弾け飛びやすく、咲いている花を持ち帰ったりすれば、道すがら種を巻き散らしかねない。

生息域を拡散している理由は どうやら持ち帰る行為が一番の原因だと考えられている。

これらの事は、繊細な作物を育てている農業をする人には由々しき問題になりかねない。

個人のワガママのために道すがら採取する事はやらないのに越したことは無い。

アレロパシーを持つ植物で他にも一般的な植物には桜、松、ヒガンバナなどがある。

松は防砂林や防風林として、ヒガンバナは田んぼのあぜ道に植えてモグラ除けなどに利用されている。

景観を保ち、風情を感じさせるものは良しとし、ナガミヒナゲシの様に人の生活に害があるとなったとたん踵を返す行為は個人的には なにか合点が行かない

ナガミヒナゲシも何か毒を持って毒を制すで有効利用できる要素があるのではないだろうか。

例えばアレロパシーの成分を抽出して散布できる物にするとか、品種改良してアレロパシーの無い植物にするとか。

花自体は持ち帰りたくなる人がいるほど綺麗なのだから写真を撮る者としては何かもったいない気がしてならない。

参考リンク

ウィキペディア アレロパシー

独り言

ナガミヒナゲシと同じ時期に咲くヤグルマギクもコボレダネで繁殖する植物。

道すがら眺めてみるとナガミヒナゲシと一緒に咲いている様子を見かける。

調べてみるとヤグルマギクの一種は毒素カテキンを持っていて それにより多種を駆逐しているようだ。

そういった意味ではヤグルマギクは取り上げないでナガミヒナゲシはやり玉に上げるというのは、どうだろう。

私の個人的な意見ではナガミヒナゲシよりはヤグルマギクの方が色合いも花の形も好みだが 差別するまでも無いと思う。

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